礼服・喪服を購入するにあたって、紳士服店や婦人服売り場に行って買い求めるのをイメージする人もいるでしょう。確かにお店に行って礼服を買い求める方法もあります。
しかし最近では、レディース・メンズともに礼服・喪服専門の通販サイトもいくつか出てきているのをご存知でしょうか?
礼服・喪服専門の通販サイトを使って、礼服・喪服を購入することも検討しましょう。
何故ネット通販サイトなのかというと、高品質の礼服・喪服を安い価格で購入することが出来るからです。
百貨店などで販売している喪服と同じクオリティの喪服が、半額ぐらいの金額で購入することが出来るのです。
礼服・喪服はそんなにしょっちゅう使うものではないですので、無駄に高額な喪服を購入する必要はないですからね。
品質の良いものが安い金額で買うことが出来るのならば、それはそちらで購入したほうが良いに決まっていますからね。
メリットとして、お店に行く必要のない点が挙げられます。平日の日中は仕事をしていて、なかなかお店に行けないという人は多いでしょう。
また仕事が忙しくて残業をするので、店の営業時間内に訪れることができないという人もいるでしょう。そうなると休日を利用して礼服を買い求めることになります。しかしせっかくのたまの休日、できることなら外出せずに家の中でのんびりしたいと思う人もいるはずです。
通販サイトであれば、ネットで商品を確認してお気に入りの1着が見つかればその場で注文できます。しかも商品は自宅に届けられるので、自宅から一歩も出ることなく礼服を買い求められます。
通販サイトの場合、24時間・年中無休で注文に対応しています。ですから残業などで夜遅くに帰宅しても、少しの自由時間を使って礼服を注文できます。
店舗で購入する場合、たいていが紳士服や婦人服全般を取り扱っている店が多いです。このため、礼服だけで見てみるとそれほど商品のバリエーションは豊富ではないです。
実店舗で礼服に特化して販売しているお店もなかなか見られません。しかし通販の世界では礼服に特化して商品を提供しているサイトもあります。しかも礼服の中でも葬式などの席で着用する喪服の専門店なども見られます。
このようなお店は、狭く深くの商品提供をしています。礼服のバリエーションも豊富で、サイズも小さな人から大きなサイズの方まで幅広く対応しています。
店舗ではなかなか「これだ」と思えるような商品が見つからなくても、通販サイトであればお気に入りの1着の見つかる可能性が高いです。
礼服専門の通販サイトの中には、礼服だけでなくネクタイやアクセサリー、バッグのような冠婚葬祭で身に着ける小物なども販売しているお店も少なくないです。つまり通販サイトで冠婚葬祭に必要なアイテムを一式そろえることもできるわけです。
通販サイトの中には、試着サービスを実施しているところもあります。通販サイトの場合、画面で見たものと実物のイメージが違ったというトラブルもしばしば起きています。
しかしいったん商品が自宅に届き試着をして、イメージと違ったら返品して次の商品を送ってもらうといったサービスに対応しているサイトもあります。自宅で試着できるので、お店のように他人が誤って着替えの途中に入ってくるのではないかなどの不安を抱えることもないです。
結婚式の場合にはあらかじめ式の日時が決められるので、それに合わせて礼服などの準備ができます。しかし葬式の場合、突然訃報に接することもあるでしょう。
今はあまりお付き合いのない人の場合、予想しなかった訃報が届き慌てて葬式に参列するための準備に取り掛からないといけない場合もあります。中には連絡を受けて2〜3日後には葬式に行かなければならなかったという体験談もネットで紹介されていました。
このとき礼服(喪服)をまだ購入していないと途方に暮れるでしょう。しかし通販サイトを利用すれば、礼服(喪服)の手配が間に合う可能性も十分あります。
通販サイトの中には昼頃までに注文手続きが完了していれば、即日発送・翌日には自宅に届くサービスを展開しているところもあるからです。
成人すれば、冠婚葬祭に参加する機会も多くなるでしょう。このとき礼服を持っていないとなると、恥ずかしい思いをしかねません。成人して社会人になったら、できるだけ早く礼服を購入するのがおすすめです。
子供のころ親戚の結婚式や葬式に出席したことがあるという人はいませんか?小さな子供であれば、少しおめかしした格好を・学生であれば制服で参加した記憶があるでしょう。
しかし大人になれば、子供のころのような恰好で出席するのはマナー違反です。また社会人になると、冠婚葬祭に出席する機会も子供と比較すると格段に増えます。
学生時代の友人や仕事でお付き合いのある人など、人間関係のネットワークが広がるからです。いつ冠婚葬祭あっても出席できるように、社会人になったら礼服を購入しておきましょう。
礼服や喪服は黒無地のスーツといわれると、「礼服ではないけれども黒のスーツならある」という人もいるはずです。大学時代就職活動をしたときに、いわゆるリクルートスーツを購入したことのある人も多いでしょう。
リクルートスーツの中には、黒のシンプルデザインのスーツもたくさんあります。黒のスーツであれば、冠婚葬祭の際にこちらを着ても問題ないのでは、と思う人もいるでしょう。しかし黒のスーツと礼服とではいくつか違いがあります。
まず礼服と普通の黒のスーツを並べてみるとよくわかるのですが、同じ黒でも濃さが全く異なります。礼服の黒のほうが濃く深い色合いをしているはずです。黒い普通のスーツの場合、黒ではあるけれども薄いと感じるはずです。
なぜこのような色合いに違いが出てくるか、それは使われている素材が異なるからです。礼服の場合、上質なウールなどが使用されています。一方普通の黒いスーツの場合、ポリエステルに代表されるような安価な素材の使われていることが多いです。
結婚式に参列した際、記念撮影をすることが多いです。身内の結婚式の場合、親せき一同で集合写真を撮影することもあるでしょう。このとき普通の黒のスーツを着て参列すると、周りのゲストと黒の風合いがはっきり違って出ます。
ほかの人たちが礼服を着用していると、自分のスーツだけはっきりと安物だと分かってしまいます。「礼服はそう何度も着るものではないのでわざわざ購入するのは面倒、だから黒のスーツで代用してしまえ」と思っている人もいるかもしれません。
しかしこのような甘い考え方をしていると、冠婚葬祭の席で恥をかくかもしれません。社会人になったら、礼服は少なくても1着は確保しておいた方がいいでしょう。20代で就職して間もない人であれば、黒のスーツを礼服代わりにしても許容範囲かもしれません。
社会人になって間もなければ、まだ貯蓄もできないでしょうし、収入も十分でないので礼服を購入する余裕がないと周りの人たちも思ってくれるからです。しかし20代後半から30代になって礼服を持っていないとなると、さすがに問題です。
社会人になって、経済的に余裕の出てきたところで速やかに礼服を購入することが求められます。
冠婚葬祭の際に着用する礼服は、一般的にブラックフォーマルと呼ばれるものが該当します。結婚式の際にはブラックフォーマルは、略礼服といわれます。
結婚式の格式や新郎新婦との距離によって、どのような礼服を着用するのが好ましいか変わってきます。略礼服は一般のゲストの着用することの多い服です。
そのほかに燕尾服やモーニングコートと呼ばれるような正礼服、タキシードなどに代表される準礼服といった礼装もあります。ただし通常冠婚葬祭に出席する際には、ブラックフォーマルを着用するのが一般的です。
正礼服や準礼服を着用するのは主役の新郎新婦やその両親、仲人、媒酌人、乾杯の音頭をとる人などが着ます。
女性も大人になれば、何かと冠婚葬祭に出席する機会も増えるでしょう。その時のために、礼服を準備しておきましょう。女性の礼服も男性同様、正礼服と準礼服、略礼服の3種類があって、立場やシチュエーションなどで使い分けします。
正礼装は結婚式の際の花嫁やその親族の着用することも多い礼服です。中留袖や黒留袖、昼間はアフタヌーンドレス・夜はイブニングドレスが該当します。
準礼服はセミフォーマルと呼ばれることもある格好です。結婚式では親族がよく着用しています。冠婚葬祭のいずれの場面でも適切な装いとされています。色留袖や振袖、カクテルドレス、昼間はセミアフタヌーンドレス・夜はディナードレスなどが含まれます。
和装をする場合、既婚者か未婚者かで身に着ける着物が違ってきます。既婚者の場合には留袖・未婚者は振袖を身に着けるのがマナーです。結婚式では華やかな色・柄のついたものを身に着けるといいでしょう。
葬式では色無地の和装・洋装はワンピースやアンサンブルで黒無地の喪服を着用するのが、一般的なマナーです。
略礼服とは、インフォーマルとも呼ばれる服装です。結婚式に一般のゲストとして呼ばれた際に着用することが多いです。そのほかにも子供のいる方は入学式や卒業式のような行事にも着用できる、用途の広い服装とも言えます。
色無地や付け下げ、ワンピース、ツーピース、パンツ、昼間はデイタイムドレス・夜間はロングドレスといったアイテムが該当します。
結婚式で略礼服を着用するのであれば、昼間と比較して夜のイベントであればより華やかな色合い・デザインのドレスなどを選ぶと印象もよくなります。
色の選び方
女性の礼服では、色の選び方も重要になります。葬式の場合、基本黒無地のものを選びます。結婚式では葬式と比較すると、少し色の選び方の基準も緩くなります。黒のほかにもいろいろなカラーのドレスを身に着けることが可能です。
ただし注意しなければならないのは、白やベージュ、薄いピンクのような白に近い色の服は身に着けるべきではありません。結婚式では主役の新婦の色はホワイトと決まっているからです。あくまでも新婦さんのためのイベントであると認識しましょう。
肌の露出
結婚式・葬式ともに、あまりに露出の高い服装をすることも、冠婚葬祭の席にふさわしくありません。特に葬式の際は肌の露出は極力抑えることが求められます。ただし夏場の猛暑の際であれば、多少肌を露出してもかまいません。
しかしそれでも7分袖程度のワンピースにしておきましょう。結婚式の場合には多少マナーも緩くはなります。しかし極端な肌の露出のあるデザインは控えたほうがいいです。
たとえばスカート丈は昼間の挙式の場合膝からひざ下5cm程度の長さのものを用意しましょう。夜の披露宴に参加する場合には、スカートは膝からロングのものを選びます。
夜の披露宴の場合、肩を出すのは問題ないとするマナーもあります。ただしもしものことを考えて、ストールなど何か羽織るようなアイテムでコーディネートするのがお勧めです。
礼服の歴史は、決して古いものではありません。
そもそも私たち日本人にとって、洋服そのものが新しいものです。昭和30年ごろには、そもそもスーツを持っている人があまり多くありませんでした。その後、高度経済成長を迎えて会社勤務するサラリーマンが増え、スーツを着用する人が多くなりました。
このようなスーツの急速な普及の中で、礼服という発想が生まれたといわれています。スーツは決して安いものではないので、一般庶民にとってはそれほど頻繁にたくさん買い求められるものではありません。
その中で、黒いスーツがあれば、とりあえず結婚式でも葬式でも対応できると考えられるようになりました。結婚式では白・葬式では黒のネクタイといったように、小物をかえれば冠婚葬祭どれでも対応できます。
そのような発想で誕生したのが黒無地のスーツ、今言われているブラックフォーマルや礼服・喪服と呼ばれるものです。ちなみにこの礼服=黒無地のスーツという発想は、日本固有のものです。
世界的にみれば、慶事・弔事の関係なく黒無地の同じスーツ、小物だけを変えることで着こなすのはかなり珍しい発想です。冠婚葬祭の場では、黒スーツの方が集団でいる光景をしばしば目撃するでしょう。
日本人は「結婚式かお葬式をやっているのだな」としか見ないでしょう。ところが外国人からすれば、異様な光景に映りかねません。「怖い人たちが集まっているから近づかない方がいいな」と思ってしまうかもしれません。
礼服を着用する際に、いろいろとマナーもあります。このマナーを知らないとこれもまた、恥ずかしい思いをします。そこで以下では、礼服に関すること、礼服を着用した場合の注意すべきマナーについていろいろと紹介します。
これから礼服を買おうと思っている人は、マナーもしっかりマスターしておいてください。
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