社会人になると冠婚葬祭に出席する機会もいろいろと増えてくるでしょう。急に必要となるときもありますので、礼服を男女ともに準備をしておくべきです。
礼服を購入しようと思っているけれども、どのようなものを選べばいいかわからないという人はいませんか?
そこで礼服を選ぶにあたってのポイントをいくつか紹介します。年代によってマッチする礼服も若干異なりますので、年齢に合ったものを用意することも重視しましょう。
20代の男女が結婚式に出席する場合の礼服は、少しカジュアルで自由な発想で探してもいいでしょう。
礼服のルールとして、”ブラックを基調としたもの”と昔は言われていました。
しかし最近では少しルールもゆるくなっている所があって、20代で友人や同僚の結婚式に出席する際には明るめのスーツなどを身に着けても特に問題はありません☆
ネクタイも結婚式の場合、白いネクタイがこれまでのルールでした。しかし若い男性の中には、黄色やピンクのような明るめのネクタイを身に着けて参列する人も少なくありませんよ。
逆に若い人がブラックの礼服に白ネクタイだと浮いてみられるかもしれませんね(-ω-)/
ただし地方の結婚式の中には、古くからの伝統にのっとった式を好む傾向もあります。この場合、ブラックフォーマルのようなスーツなどを着用した方が好ましい場合もあります。
20代男性の場合
ブラックフォーマルを購入するのであれば、スリムでシングルのデザインを身につければ、きちんとしている半面、若々しさを演出できます( `ー´)ノ
20代女性の場合
女性のブラックフォーマルも販売されています。その中には若い人でも抵抗なく着用できるような、上品でありながらキュートな印象もあるブラックフォーマルが出ています♪
20代の女性がブラックフォーマルを購入する場合、ぴったりのサイズのものよりは少し余裕のあるものを選んだ方が良いですよ。
走ったり歩いたりするときに中が見えずに済みますから。また今後年齢を重ねて、少し体型に変化が見られても多少であれば長く着続けられますよ。
30代男性
30代男性で礼服を購入するのであれば、ブラックスーツを1着用意しておいた方が良いでしょう(^_-)-☆
20代のころのようにカジュアルな感じのあるスーツを結婚式などで着用すると、若干場違いなところがあるかもしれません。
ただし礼服でもオーソドックスなものではなくおしゃれな感じを演出したければ、黒をベースにしているけれども織にひと工夫の入ったものを礼服としてチョイスしてみるのもいいでしょう♪
そのほかには、おとなしめであれば黒のストライプの入ったスーツを礼服として応用してみる方法もありますよ。本来であれば、礼服を一般のビジネスシーンで流用することはマナー違反です。
しかし30代男性の中には結婚して子供ができて、いろいろとお金が出ていくもの・・・・ですので、あまりスーツにお金をかけていられないという人もいるでしょう!
その場合には、礼服と普段のブラックスーツとして兼用できるようなスーツを探してみるのも一つの方法です。
30代女性
30代女性が礼服を購入する場合、大人の落ち着いたブラックフォーマルがあると良いでしょう☆
ブラックフォーマルを販売しているメーカーの中には、20〜30代女性をターゲットにしたブランドを展開している所も見られますよ。
例えばフォーマルなデザインをベースにしているものの、どことなくスタイリッシュで洗練された雰囲気を持ったブランド、高級な印象のあるブラックフォーマルを販売しているブランドもあります。
大人の気品があって、どことなくモダンな雰囲気を持ったブラックフォーマルであれば、礼服としてはもちろんのこと、おしゃれに着こなすこともできるでしょう。
また、OLさんのファッションを主に制作しているブランドがブラックフォーマルを販売しているケースもあります。
シンプルなデザインで冠婚葬祭どのシチュエーションでも無理なく着ることができ、しかもシャープで洗練されたデザインを取り扱っています。
礼服としての基本はしっかりと押さえているものの、その中でファッショナブルなテイストのあるブラックフォーマルを購入しておけば、突然の冠婚葬祭への出席でも困ることはないですよ(^_-)-☆
40代男性
40代男性になると会社の中でもそれなりのポジションに就き、得意先とのお付き合いも増えるのではないでしょうか?
また親族の中でも両親をはじめとして高齢化してきて、葬式などに出席する機会も増えてくるはずです。一方で部下や後輩の結婚式に出席する機会も多くなりますよね?
40代以降になると、冠婚葬祭に出席する頻度も多くなるでしょう。30代までは礼服と喪服、礼服と普段のブラックスーツを兼用している人もいるかもしれません。しかし40代にもなれば、礼服は礼服・喪服は喪服といったように使い分けをした方が良いです!
礼服や喪服を購入する場合、素材にこだわってみましょう。ウールを全面に使っているような高級な印象のフォーマルスーツがおすすめです♪
礼服の場合、多少光沢があっても構いません。しかし喪服で光沢のあるスーツを身に着けると、場違いな感じになります。
そこで喪服はより黒の質感が強く、光沢の出ないようなものを選びましょう。ウールだけのスーツはポリエステルなどを使っているスーツと比較すると、高額になるってしまします。
しかし50代60代になっても着用することを考えれば、思い切ってお金を出すことも大事です。
40代女性
40代女性も周りとの付き合いが増えて、葬式にも参列する機会がそれまでと比較すると増えるはずです。ブラックフォーマルを着用する機会も多くなるでしょう。
すでにブラックフォーマルを持っている人もいるでしょうが、40代を機に買い替える方も少なくありません。
40代の女性が礼服を探す場合、落ち着いた印象のあるアイテムを中心に選ぶのがオススメです。シンプルなデザインで、落ち着いた印象のブラックフォーマルを身につければ、年相応の大人の女性を演出できるはずです。
このようなブラックフォーマルを購入するとなると、10万円くらいが相場になるでしょう(^_^;)
しかし値段の高いアイテムは、色も落ち着いていて、仕立てもしっかりしているものが多いです。このため、美しさも引き立ちます。気品のある高級な印象を与えたければ、多少の出費は覚悟で礼服選びをしましょう。
また40代になれば、あまり肌の露出のあるようなものは控えた方が良いですよ。スカートなども膝丈のものにしましょう。
40代になると葬式の際には喪主やそれに近い立場になることも十分考えられます。落ち着いた印象のブラックフォーマルを身につけましょう。
このように男女ともに礼服を選ぶにあたって、年代別で選び方のポイントが少しずつ変わってきます。
若い頃は特に結婚式に参列するための礼服はフォーマルではなく、カジュアルで華やかな印象を持ったものを選ぶのが良いです♪
しかし年齢を重ねていくとともに、ブラックフォーマルのような落ち着いた印象の礼服を選んだ方がよくなります。シックで大人らしい礼服となるとそれなりに値も張るでしょう。
お金のかかることに躊躇する人もいるでしょうが、長期にわたってき続けることを考えれば、むしろコスパが良いかもしれません。
年相応の礼服とは何か、それを念頭に置いてどのアイテムがマッチするかを検討しましょう('ω')ノ