礼服を購入するにあたって、自分のサイズにフィットするものを探さないといけません。もちろん店舗に行って実際に試着することで、自分に合ったサイズを探す方法もあります。
しかし礼服のサイズにはいくつか種類がありますので、身長などの基本的な体系に関する情報がわかっていればどの礼服を購入すればいいかが想像できます。
サイズから見たレディース・メンズそれぞれの礼服の探し方についてみていきましょう('ω')ノ
フィット感は年齢によって選んだ方がいいでしょう。
20代のような比較的若い世代であれば、体にフィットするスリムなフォルムの礼服を探すのがいいでしょうし、膝高が高めのパンツを選ぶとあしなが効果もあってクールに礼服を着こなすことができますよ。
30代以降になると、少し余裕のあるデザインの礼服を選んだ方がしっくりと来るはずです。よりフォーマルらしいシルエットになります。
また年齢を重ねて少し恰幅がよくなってきた場合でも、余裕のある礼服であれば、違和感もないはずです。
女性の礼服をサイズで選ぶ場合、まず自分のボディサイズを測るところから始めます。女性の場合、バストとウエスト、ヒップ、肩幅の4つの測定をしておきましょう。
バスト:計測する際には、胸のふくらみの中でも一番高いところ、いわゆるバストトップを測ります。
ウエスト:胴回りの中でも最もくびれて細くなっているところを計測します。
ヒップ:腰回りの最もふくよかな部分が測定の中心となります。
肩幅:両肩先の間を計測します。このときメジャーは首の後ろの付け根を通すと正確にサイズを測れますよ。
これらのサイズがわかれば、自分にフィットする礼服が見つかるでしょう('ω')ノ
ただし自分のサイズにぴったりの礼服を購入するのはあまりお勧めできません。きれいに着こなすためには、多少余裕のあるサイズを選びましょう。
ちなみに、自分の実際のサイズよりもバストとヒップは6〜10cm・ウエストは2〜4p程度余裕のあるものを選ぶときれいに着こなせるといわれています。
ジャストサイズで着こなすのであれば、先に紹介した幅の中で最も狭いもの・ゆったりめに着こなしたければ広いものでサイズ探しをしてみるといいでしょう♪
そのほかに女性が礼服のサイズを知るにあたって、自分のお手持ちの服を使う方法もあります。まずは対象になる洋服を、床やテーブルに平置きにします。
バスト、ウエスト、ヒップの一の両わき間を測定します。
そして平置きされているので、この数値の2倍が皆さんにフィットするサイズとなります。そのほかには袖丈と着丈、肩幅も測定しておくと、より自分なったサイズの礼服を買い求められますよ。
ウエストとヒップの位置を測定します。同じく平置きしているので、数値の倍が皆さんのフィットするサイズとなります。
パンツの場合は総丈と股下・スカートは総丈を測定しましょう。ちなみにスカート・パンツの計測をする場合には、ファスナーを閉めた状態で測定するのが普通です。
ファスナーを閉じた状態で平置きにします。メジャーなどを使ってバストトップとウエスト、ヒップのラインを測定しましょう。平置きにしているので、この倍が皆さんのそれぞれのサイズになります。
袖丈を測定する場合には、後ろ襟ぐりの中央から袖口の端までの長さを測りましょう。着丈は後ろ襟ぐりの中央から後身頃袖までの長さになります。
このように普段自分が身に着けているアイテムを使って、快適に着こなせるサイズを探してみるのもいいでしょう(^_-)-☆
ただしこのようなアイテムを使ってサイズを測定するときには、伸縮性のない素材のものを選ぶといいでしょう!
女性の礼服の場合、しっかりとした伸縮しにくい生地の使われている商品が多いですからね。
男性の礼服といえばスーツでしょう。自分の体形にフィットする礼服を探す場合、身長とウエストの2つの情報がわかっていればどのスーツがいいのかがわかります。
JIS L4004という企画によって、身長・ウエスト別にサイズの規定が定められています。
たとえば身長170cm・ウエスト80cmの方の場合、A5というサイズがフィットします。身長165cm・ウエスト78cmだとA4となります。
紳士服専門店のホームページなどにアクセスすると、身長・ウエストとそれに合致するサイズの一覧が記載されていますよ。こちらで自分の身長・ウエストに当てはめてみれば、だいたいどのサイズのスーツを中心に選べばいいかがわかります。
スーツを探す際に、ウエストを自分でメジャーなどを使って計測することも可能です。
〜ウエストを測るにあたって注意すべき点〜
まず採寸する位置は、おへその少し下・ズボンをはいた時にちょうどベルトの来る位置で測りましょう。
お腹が少し出っ張っている方は、お腹周りで計測しましょう。しかしそのような人でも腰回りで計測したほうが、よりフィットするサイズになるはずです。
男性の礼服の場合、スーツの下にワイシャツを着用するのが一般的です。ワイシャツも、いくつかサイズがありますよ。
ワイシャツのサイズを決める要素になるのが、裄丈と首回りです。
裄丈
首の後ろ側にある頸椎から手首までの長さのことです。頸椎から肩先を介して手首にメジャーを這わせ、その長さを測りましょう。
裄丈を計測する際には、腕は力を入れず自然に下した状態で測ると自分にフィットするサイズがわかります。
首周り
首周りを自分で測る際には、先ほど紹介した頸椎と喉仏の下を通るような形でメジャーをぐるりと回して計測しましょう。
このとき、自分の首周りのサイズと全く一緒のワイシャツを購入してしまうと、かなり首が窮屈で苦しくなります。実寸+2cmのサイズのものが快適にワイシャツを着用できるサイズと思ってください。
試着をする場合には、首周りのボタンを占めて、指1本余裕があるくらいのサイズがフィットしているといわれています!
裄丈86cm・首回り39cmがM、裄丈84cm・首回り41cmがLサイズになります。
ワイシャツの裏地のところにサイズが記載されているはずですので、このサイズが自分の体形にマッチしているかどうか、確認しましょう。
自分のフィットする礼服を探す場合には、まず己のサイズを把握することが大事です!
メジャーは100円ショップなどでも最近では販売されているので、手軽に自宅にてサイズを測定することも可能です。もし洋服店で礼服を購入するのであれば、店員にお願いするとサイズを測ってくれます。
ただしそのサイズにフィットするものを選ぶだけでなく、特に洋服店で買い求めるのであれば、試着するのも忘れないようにしましょう。
人によって、しっかりフィットするものがいいケースもあれば、少しゆったり目のほうが安心という方もいるからです。
実際に服を着てみることできやすいかどうか、自分の体形にマッチしたデザインとなっているかどうかを確認できます。
礼服は決して安い買い物ではないので、長く着られるものを探しましょうね('◇')ゞ